現場密度試験

現場密度試験は、土構造物の締固め度(品質)を評価するためなどの盛土の締固め管理に広く利用されている。締固め度の評価は、乾燥密度(または間隙比)、空気間隙率、飽和度が用いられ、締固めの管理が行われます。

砂置換法

砂置換法は、土の密度を求める際の土の体積を直接測定する試験で、掘り取った試験孔に密度が既知の砂材料を充填し、その質量から試験孔の体積を求めるものである。

突き砂法

突き砂法は、試験孔への砂充填を突き固めによって行うため、試験孔壁の凹凸に合せて砂を充分に充填することができ、粒径の大きな箇所でも適用可能となる。

コアカッター法

原位置の土の密度をコアカッターを用いて測定する試験である。コアカッターは、内径50~150㎜、高さは内径の0.8~1.3倍程度の鋼製の円筒で、下端が刃先をもつものである。

RI法

RI法は、自然地盤や造成地盤の土の密度及び含水比を、RI計器を用いて測定するものである。RIとはラジオアイソトープの略称であり、RI計器とはラジオアイソトープを用いたガンマ線密度計及び中性子水分計を備える測定計器である。